東ティモールには日本のような明確な四季はなく、季節は乾季と雨季の二つに分かれます。
まず、乾季は大体、4月頃から11月頃で、雨も少なく、時期によっては比較的気温もマイルドです。東ティモールは南半球にあり、気温の変化が日本とは逆なので、日本の真夏にあたる7、8月が最も過ごしやすいと思います。この季節の朝は、比較的涼しく、現地の人々は、結構厚着をしています。そうはいっても、日本人にとっては、十分暑く感じられますので、半袖で十分です。
雨季は12月頃から3月頃です。一日中雨が降っているわけではありませんが、午後になると強い雨が降ることが多くなります。山間部で、大雨が降ると甚大な被害に及ぶことがあり、道路が寸断されたり、時には人命が失われたりすることもあります。そのため、雨季にディリ以外の地方都市に行く際には、道路の状況をよく確かめてから行く必要があります。この時期は、いつもにも増して、ムシムシとして、その分気温も高く感じられます。また、マラリアやデング熱が多く発生するのも、この時期だと言われています。
東ティモールの気温は、年較差よりも日較差の方が大きいです。大まかにいうと、朝方は、24,5度で、昼になると30度を超えます。一年を通じて、大体このような気温です。
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