東ティモールに来る前、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病の予防注射をしました。元々、仕事の関係で、A型肝炎とB型肝炎、破傷風と日本脳炎の予防接種もしていましたので、「ブースター(追加)」の予防注射です。
狂犬病は、初めて打ちました。日本で予防注射を受けたとき、「2本でよい」と言われたので、それに従ったのですが、東ティモールに来てから病院で、「2本しか打ってないの?」とわざわざ確認されてしまいました。どうも、基本的には3本打たなければならなかったようです。
先生からは、東ティモールでは、狂犬病より腸チフスの方が大切だと勧められたので、受けました。予防注射はだいぶ受けましたが、それでも万全ではありませんので、食べ物や動物との接触などには、やはり気を付けています。
また、気になるのは、蚊が媒介する伝染病、マラリアとデング熱でしょうか。マラリアは、まだ発生しているようですが、ディリ市内では、過度に神経質になることはないようです。東ティモール政府による予防策が一定の効果を上げている上、万が一、マラリア患者が出た場合は、患者の住んでいる地区の蚊を徹底的に防除しています。オーストラリアから出張で来た職場のスタッフが、「マラリアの予防薬を飲み忘れたので、ホテルに取りに帰りたい」と言って、周りが笑って、驚いたくらいです。デング熱は油断できません。職場の上司も、3年余りの滞在で、2回デング熱にかかったと言っていました。
こんな状況ですが、一応、基本的に虫よけはするようにしており、家もベープマットをつけっぱなしです。それと、日焼け防止の意味も込めて、なるべく長袖を着るようにしています。
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2016.11.01 10:05
2016.10.31 12:45