東ティモールの肉と魚


まず、肉ですが、基本的にスーパーで販売されている冷凍のお肉を使います。牛、豚、鶏はいずれも手に入ります。時々、羊肉も販売されています。スライス肉はなく、塊肉かひき肉です。鶏肉は、手羽元など部位別でもありますし、まるまる一羽でも売っています。品数は、比較的豊富だと思います。ただ、塊だと、解凍した後に使い切らなければならないので、どうしても、お肉をお料理に入れたい時は、豚のヒレ肉を買って、使っています。


生のお肉は、基本的に手に入りません。どうも、何軒かは、生肉を販売している店があるようなのですが、はっきりした場所がわからないのと、衛生管理がどの程度徹底しているのかわからないので、積極的にお店を探していません。屋外の市場で、時々生肉を見かけます。常温(昼間の気温は30度を超えます。)に放置されているので、買う気にはなりませんが、赤身のお肉は結構おいしそうでした。私が見たのは、どうやらイノシシのお肉だったようです。


魚も冷凍品がスーパーで手に入ります。アジ、サバなどが主流ですが、どこで獲れたのか、だれが獲ったのかという詳細はわかりません。冷凍される前にどのように取り扱われていたのか、全く分からないので、今の所、買っていません。


生魚は、絶対に美味しいはずなのですが、やはり品質管理のことを考えると、なかなか買えません。ディリの海岸にはちょっとした魚市場みたいな場所もありますし、海岸沿いの道路でバナナの葉っぱの上に魚を置いて売っていたり、男性が天秤棒を担いで売っていたりするので、手に入れる機会はいくらでもあります。ただ、これらの魚もずっと常温に放置され、いつ獲れたかもわかりません。先日、このように地元の人が売っている魚を買わないよう、職場で注意がありました。というのも、魚を新鮮に見せるために、ホルムアルデヒドが使われている可能性があるため、行政の調査で詳細が判明するまで、買い控えよ、ということです。もし、生の魚が食べたい時には、釣った人が海から上がってきたところを捕まえて売ってもらうのがよいようです。なかなか、できませんが…。


冒頭の写真は、海岸で地元の人釣ったイワシです。

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東ティモールの生活情報があまりにも少ないので、自分でアップしてみました。 お役に立てればと思います。

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